CEO Message

2020年2月 資産運用エキスポ

 

 人生100年時代。老後の年金は2000万円不足するという事実が発覚してから、40代以上でそこそこ収入のある人々は資産運用に真剣に取り組み始めた印象があります。先日、東京ビックサイトで開かれた資産運用エキスポをのぞいてきました。太陽光発電投資のブースがとても増え、全部で20弱ありました。それに対しマンション、アパートなどの不動産投資には勢いに陰りを感じました。それはそうですよね。ここまで上がってしまうと、あとはいつ下がり始めるのか待つだけでしょう。私は15年前6000万円で豊洲のマンションを購入しましたが、今それが7200万円。築15年のマンションの値段が1.2倍。うれしくともなんともなく、まさにバブル再び。人間は同じことを繰り返すんですねえ。

 

 太陽光のブースは活況を呈していて、投資を検討している皆様が熱心に説明を聞いていました。太陽光投資が、ようやく一般の人々にまで浸透したのですね。再エネ法が施行されたのは2012年ですから、ここまでくるのに8年かかったわけです。再エネ法施行後、キャッシュリッチな企業や投資に慣れた人々は、FIT40円、36円時代にすぐに発電所を購入し利益を上げ、そこにグリーン投資減税や設備投資減税をからませて節税まで行っていました。儲ける人々は「儲かる仕組み」に敏感で、行けるとなったらすぐに実行に移します。一般の人々はようやく今になって「マンションもそろそろダメそうだから、太陽光でも検討してみるか」となっているわけです。やはりこの差がおカネの差になるんだな、としみじみ思います。

 

 各ブースで話を聞くと、FIT18円、14円で数百施設の開発を行っている会社がいくつかありました。我々はFIT21円の時、関東圏では送電容量がなく数年待ちと複数エリアで言われ、それ以降開発をあきらめてしまった経緯があります。おそらく、その後連系工事負担金を払わない権利を取り潰したことで、新たに送電容量に余裕が出て再び開発が可能になったのでしょう。頑張りぬくことの大切さを改めて痛感し、自分に恥じ入った次第でありました。