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2018年8月  太陽光発電 真夏の支え

 日経に「太陽光発電 真夏の支え」という記事が出ていました。今年は梅雨明けがナント6月で、その後も最高気温35度前後という猛暑続き。日中外に出ると身の危険を感じるほどです。しかし昔たびたびあったような、政府が節電を呼びかける事態にはなっていません。それはなぜか?2012年のFIT導入以降爆発的に増えた太陽光が、消費電力を支えているのです。

 

 例えば東京電力管内の需要は5000万キロワットですが、そのうちの5分の1程度を太陽光発電が賄っているとのこと。大震災の前、東電の3割は原発でした。東電管内では原発が全く稼働していない上に、7月以降石油火力発電所2基を停止したそうです。大震災前に全国で50基、日本全体の25%の電力供給を占めていた原発は、現在5基しか稼働していません。再エネ後進国と言われる日本ですが、原発に代わって再エネの占める割合は着実に拡大してきています。

 我々も自社の発電所を持っていて実感しているのですが、今年は雨も少なく実に発電量が多い。太陽は猛暑を生みだしているのですが、同時にエネルギーもたくさん生み出しているという訳です。

 日経の記事によると、最近は真夏の暑さのピークが夕方にシフトしつつあるとのこと。日中は太陽光発電のおかげで余裕があっても、太陽光発電が減る夕方の需給バランスを安定させる作業が重要になっているそうです。また、太陽光発電の供給が減る冬場の安定供給も課題になってきているとのこと。今年1,2月気温が低下し積雪で太陽光発電が無かった時、ネガワット取引や電力融通を連日発動して乗り切ったそうです。

 こういった状況を知るほどに、太陽光発電が日本の電力を支えていること、そして我々もその一翼を担っていることに、大きな喜びと誇りを感じます。