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2017年8月 電気自動車の世界動向

 

 イギリスが、地球温暖化対策の一環としてガソリン車やディーゼル車の販売を2040年以降禁止すると発表しました。フランスも同じような措置を発表しています。自動車メーカーもスウェーデンのボルボが2019年以降すべての車種を電気自動車にすると発表、ドイツBMWも同様の方針を明らかにしており、車の電動化の流れが加速しています。 アメリカの大統領がいかに抵抗しようとも、世界の「脱石油」の動きはとまりません。

 

 イギリスは、電気自動車の技術で世界をリードしたいとも発表しています。同じ車でも、電気とガソリンでは必要とされる技術が大きく異なるのです。日本は過去数十年自動車産業で大きなシェアを保つことで、日本の経済をけん引してきました。その優位性が失われるという事です。

 

 世界最大の自動車市場となった中国は、かなり厳しい排ガス規制を来年にも導入しそうです。これは戦略的に電気自動車産業を発展させ、グローバルな経済競争を優位に進めようとする狙いでしょう。太陽光パネルは当初日本の技術が進んでおり、シェアもそれなりに取っていました。それが今や世界中を中国製のパネルが席巻し、日本のメーカーは息も絶え絶えといった状況です。日本経済の根幹である自動車産業が敗退すると、日本の未来は相当に厳しい。ここは世界に先んじて規制を厳しくし、EV自動車産業の早期育成を促すべきではないでしょうか。

 

 夢もあります。私たちの太陽光発電所で作ったエネルギーを、車専用の蓄電池に貯めてそれをそのままカポッと車にはめ込んだら、EV自動車が動き出す。そうなったら楽しいだろうな。2040年と言わず、10年くらいでそうなって欲しいな。