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 CEO Message

2017年7月 自社の太陽光発電投資について

 

 現在当社では、太陽光発電所を数多く自社所有しています。低圧の発電所を一つ一つ積み重ね、発電容量としては1メガになろうとしています。私がGEトラストを立ち上げたのは2013年ですが、当初から太陽光発電所の自社所有をターゲットとしていました。なぜなら自社所有=太陽光発電投資こそが一番利益が大きく、20年という長期に渡り、しかも確実に継続できる事業だからです。ホームページのトップに書いてあることは我々の信念です。「太陽光発電は良い投資ですよ」と言いながら自分たちでやっていなかったら怪しいですよね?マーケティング戦略もいらず、競合企業との戦いもなく、お天道様が出ていれば売り上げが上がる、しかも利回り10%以上。こんなビジネス、他にあるのでしょうか?

  

 当初私が描いた事業ステップは、①まずはメガソーラーの仲介・プロジェクトプロデュース⇒②ミドルソーラー、低圧発電所の自社開発・販売⇒③ミドル、低圧発電所の自社所有というものでした。創業から4年、ほぼ自分の描いたイメージ通りに事業展開ができており、大きな達成感を感じております。

 売上・利益が確立され、設立から月日がたっている会社であれば最初から自己所有できますが、我々はベンチャーです。金融機関に「再エネ法に依拠した売電事業はこれ以上ないくらいにステディなビジネスだ」といくら説明しても、設立から3年は経過しないと融資を受けられません。太陽光発電所を販売して獲得した自己資金を、ちょっとずつ発電所に振り替えてきたのです。

 結果として低圧の太陽光発電所をたくさん所有することになったのですが、低圧の場合はO&Mも容易です。砂利を敷いてあるので雑草も少なく、除草作業も自分たちでできてしまいます。さらに異常気象が頻発する昨今、リスク分散の意味でも良かったかなと思います。パネルはソーラーフロンティア、施工は積水ハウスG、場所は千葉北東部か茨城南部。すべての条件が揃う自分たちの施設が、一番質が高いし安心できるとも思っておりまして。

 

 ようやく通常の融資も受けられるようになって順調に発電所が増えていますが、一方ではダイナミックなファイナンスで一気に事業規模を拡大できる可能性も出てきています。「あれもこれも」ではなく太陽光発電事業というフィールドで、真剣に深掘りしてきたからこその今。「継続は力なり」と実感します。

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