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 CEO Message

 7月NHKでタモリと京大・山中教授出演でAIについて特集している番組があり、見ていてびっくりしました。AIが素人でも演じられるコントを作成したのですが、驚くべきは創作の時間でなんと6秒。演じ手の芸人さんが、新作コントを作るのには2,3ヵ月かかると言っていたので驚異的なスピード。しかも普通に笑える完成度だったのです。私も再び演劇の台本など執筆しています。自分は結構筆が早い方で、2時間の戯曲を1か月弱で書き上げてしまいます。しかしながら2分のコントが6秒で出来るなら、映画や演劇の脚本などもすぐにできてしまうでしょう。相当創作意欲が減退しました(笑)。

 

 数年前にハリウッドの脚本家協会が「映画製作にAIを使うな」とストライキをしており、当時は「先読みし過ぎじゃないの?」と思っていましたが、アメリカの脚本家たちの危機意識は大正解だったわけです。結局映画メジャーが折れて脚本にAIを使わないことで合意したのですが、それがキチンと守られるかどうかは疑わしい所です。すぐに思い浮かぶのは、個人がAIを使って創作してしまうことです。最近は大学生の課題や、学者の論文もAIを使ったものが数多く出回っているとの事。番組でも山中先生は、論文を全部読むのではなくAIに要約させてポイントをつかんでいると。現に山中先生の論文をAIに要約させると、とてもわかりやすいものになっていました。

 

 AIの大規模言語モデルは文章の言葉当てを数兆回繰り返し、適切な言葉を選べるようになっていく。東大の松尾教授によると知能とは言葉の予測能力であり、創造性とは次に来る言葉の予測なのだそうです。なのでAIは既に創造性を持っていて、5年後には意識・感情を持つようになる、と。人類には恐ろしい未来が待っています。この続きは来月記します。

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