CEO Message

 ちょっと前になりますが大手ゼネコン企業と打ち合わせていた際、最近の太陽光パネルの価格は昨年の底値に対して2,3割程度上がっていると説明しました。そうすると先方から「それに関しては、新疆ウイグル問題が絡んでいると聞いている」とのコメントがありました。我々は太陽光パネルの値上がりは、コロナと中国本土の需要増加、日本市場の縮小化に伴う値上がりだと考えておりました。改めて情報を集めなければと考えていた矢先、その数日後日経に大きな記事が掲載されました。

 

 タイトルは「ウイグル問題 太陽光発電に影」。以下、記事の内容を記します。太陽光パネルの主な原材料であるシリコンは、世界シェアの4割が新疆ウイグル地区で生産されている。元々事故や火災でシリコンが品薄になっていたところにバイデン政権が5月、強制労働を理由に中国製パネルを貿易制裁の対象に検討していると明らかにした。これによりウエハーやパネルメーカーが在庫積み増しに動き、一気に価格が上昇した。シリコン価格はこの1年で5倍に高騰、それに伴って太陽光パネルもワットあたり30~35円と1年間で3,4割上昇した。

 

 太陽光パネルが高くなっていることは認識しておりましたが、新疆ウイグル問題との関係性は把握しておりませんでした。ウイグル問題が我々の足下にも及んでいたとは、これがグローバル経済ですね。驚くと共に、もっと積極的に外に出て様々な人から常に情報を収集しないといけない、と強く感じました。太陽光の売電収入だけで食っていけるようになり、ややもするとアグレッシブさに欠けていたのかもしれません。反省しきりです。アフターFITのビジネスモデル構築に向け、気を引き締めないと。そして、今年作った二つの発電所は実に良いタイミングだったと胸をなでおろしたのでした。運も経営のうち!これからも良い流れを引き寄せられるよう「動き回る」事に努める所存です。