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株式会社GEトラスト
グリーンエネルギーのディベロッパー
CEO Message
先日日経一面に、「NTT、セブンに再エネ」との記事が出ていました。NTT(NTTアノードエナジー)が千葉県内にセブンアイ専用の太陽光発電所を2か所新設し、6月から首都圏のセブン40店に電力を供給するという内容です。ここで注目すべきは、対象の店舗は電力供給を東京電力からNTTに切り替えるという点です。昨年の7月、NTTが再エネのメインプレイヤーのポジションを目指してグループ企業を再編していると記しましたが、ようやく実例が出始めたようです。
この形態はPPA(Power Purchase Agreement)と言い、売電事業者と需要者が直接電気の売買契約を結びます。需要者は特定の太陽光発電設備から、「再生可能エネルギーの指名買い」ができるようになり、「当社は100%太陽光発電由来のエネルギーを使用しています」と言えるようになるのです。
今回のプロジェクト自体は小規模ですが、供給先がセブンアイなのはさすがNTTです。今後もセブンアイグループはどんどん再エネにシフトするので、そこの商流を押さえられれば今後の成長間違いなしという事です。業界トップがこうした動きをすることで、競合コンビニや流通も遅かれ早かれ再エネにシフトしていくでしょう。またこれがパブリシティになり、「再エネはNTT」となってビジネスが一気に拡大する可能性もあります。東京電力も頑張らないと。
実は我々もこうした動きを見越し、今年NTTグループの情報をヒアリングに行ったのですが、コラボなど実作業は3年後くらいですかねえとお話ししました。しかし今回の記事です。時代は一気に動くので注意を怠らず、大手が手を付けようとしないミドルクラスのアフターFIT太陽光発電所の開発にせっせと動いていくつもりです。
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