CEO Message

 今年4月から高年齢者雇用安定法が改正されました。事業主は労働者を70歳まで継続雇用する努力義務が課せられたのです。今は努力義務ですが、やがては義務化されることでしょう。平均寿命が80歳を超える時代となり、働ける人はできるだけ長く働いて年金への負荷を抑えたいという思惑です。年金も早晩70歳から支給となるのでしょう。

 

 このしわ寄せは企業にいきます。現在も定年は60ですが、実際には延長再雇用が義務づけられ65歳まで給料を払っています。給料は定年までの半額とか3分の1とか、60歳を境に大幅に下がるようです。一般的に高年齢層は若い頃に比べ気力・体力・能力共に低下しているので、戦力にはなりにくく企業にとっては負担。人材の新陳代謝が停滞し、高年齢層を雇うお金が採用や若い層へのフィーの弊害を生む。世界的に労働賃金が低く抑えられ貨幣価値も下がっている日本、生産性を上げなければならないのに全く逆な方向となっています。この負の連鎖を断ち切るにはどうしたらいいか、難しい問題で私も解決策は思いつきません。

 

 私は1962年生まれの59歳。博報堂という大手広告代理店に20年間勤めておりまして、同期が定年を迎え始めました。条件が段々と良くなってきていることもあり、多くの同期は再雇用を選択しているようです。これは正しい選択だと思います。40年間大企業でゆったりと安定した生活を送ってきたので、起業するとかベンチャーで役員をするとか戦う現場での適正は限りなくゼロに近い状態。待遇が良くないとかする仕事がないとか飲み屋で愚痴をこぼしつつ、最後まで大樹をしゃぶりつくすべきです。ちょっと残念なのは7,8年前私が太陽光事業を始めた頃、皆さんに一つ2000万円程度の低圧発電所をおススメしたのですが誰一人投資しなかったことです。当時は皆怪しがってまともに話を聞こうともしませんでしたが、今や投資に敏感なサラリーマンはこぞって発電所を購入しています。でも、そういった慎重なところも大企業のサラリーマンなんですよね。

 私は多くの発電所に支えられ、定年など全く関係のない生活を送れております。猪が発電所のケーブルを食い荒らしたり、カラスが太陽光パネルに石を落としたり日々ちょっとしたイラつきはございますが(笑)本日も太陽光に感謝!