
株式会社GEトラスト

グリーンエネルギーのディベロッパー

今月のCEO Message
~ 代表 久保田 誠二のメッセージ ~
暗黒時代の始まり 2026年 1月
年明け早々、アメリカがベネズエラに奇襲作戦を展開してマドゥロ大統領を拘束するという大事件が起きました。トランプ大統領やりたい放題です。攻撃前はベネズエラがアメリカに麻薬を輸出しているとか理由付けをしていたのですが、 奇襲成功後は「ベネズエラの石油権益はアメリカが運営していく」などと言いだして、露骨な経済目的が明らかになってきています。ベネズエラはチャベス、マドゥロと独裁政権が約30年続き弾圧と経済力の低下が著しかったようですが、トランプ以外の大統領であれば決して行われなかった作戦だと言えるでしょう。
その上大統領は「ドンロー主義」を宣言、西半球はアメリカのテリトリーなのでこのエリアへの侵害は許さないとしています。モンロー主義は1820年代の孤立政策なので、200年時計がさかのぼった感じです。そういえば去年春に打ち出された関税政策も、1900年ごろのマッキンリー大統領を真似していたので、100年以上は昔の物でした。グリーンランドの買収に本気で、コロンビア侵攻もちらつかせ、メキシコを脅し、イランへの介入を露わにする。世界の混沌は一気に深まったと言えるでしょう。
結局彼の関心はアメリカとその周辺にしかないわけで、アジア、ヨーロッパの事はおそらくあまり脳裏にない。今回のベネズエラ侵攻は、「力による支配」が歴史上再び始まったと感じています。結局、人間なんて戦争して、沢山死んだらちょっと反省して、しばらくしたらまた戦争する。その繰り返し。再び戦争の時代が始まり、日本は巻き込まれること必至。今中国との関係が最悪になっていますが、中国による台湾武力侵攻がかつてなく現実味を帯びている。私は個人的に、日本は最終的に核武装するしかないと考えていますが、長い時間がかかるかもしれません。高市首相は「太陽光パネルは美しい日本の国土を汚す」なんて言ってないで、見た目じゃなくて再エネによる実利をとった方が良いと思うのですが。
中国の太陽光 2025年 12月
あまりニュースにはならないのですが、中国で太陽光含む再エネの導入が爆発的に進んでいるようです。中国の2024年末の太陽光発電容量は887ギガワットで、欧州と米国の太陽光発電容量の合計の2倍近いそうです。
さらに中国は、クリーンエネルギーによる発電能力を石炭や天然ガスなど他の燃料より低コストで世界に提供しているとのこと。 再エネ設備の生産効率が上昇し続けているので、製品価格をどんどん押し下げ、そのことがさらなる中国の再エネ設備への需要を呼ぶ好循環なのだと。再エネの方が低コストなので、今や中国のグリーン技術の輸出額は、米国の化石燃料の輸出額を上回っているそうです。
中国から再エネの提供を受ける事には、大きな懸念もあります。中国は容赦なく自国の利益を追求する国だからです。「一帯一路」で債務を負った国から権益を奪ったり、レアアースを切り札に経済的な圧力をかける事はしばしば。現在も日本の水産物の輸入を止めたり、旅行客を日本に行かせないようにしています。世界全体が再エネを欲していて、そのほとんどを中国が握るという、ちょっと怖い構造になっています。具体的な打開策は私には見出せませんが、どんな国も距離を持って付き合う事を強くお勧めします。






