
株式会社GEトラスト

グリーンエネルギーのディベロッパー

今月のCEO Message
~ 代表 久保田 誠二のメッセージ ~
自民党圧勝の考察 2026年 2月
先の衆院選で、自民党が定数465のうち3分の2を占める310というかつてない大勝利をおさめました。中道は167から42という、党存続が危惧される事態です。半年前まで野党連合による政権運営の可能性まであったのに、大激変です。私にはとっても意外でした。日経の論評では以下のようなことが書かれています。
政策の争点はない。あえて言えば、首相の予告通り「高市早苗に国家経営を託すのか」を問う選挙だった。そして有権者は首相に強い権力を集中させる道を選んだ。国民は個別の政策で選んだのではなく、日本全体をかじ取りするリーダーを選んだのではないか。世界は激変した。「力こそ正義」の弱肉強食だ。年明けにベネズエラを攻撃したトランプ米政権はグリーンランド領有に意欲を示す。国際社会で発言力を得るには、指導者に強い国内基盤が必要だというのが、第2次安倍晋三政権で我々が学んだ教訓だ。こうした構図を考えると、強い経済という首相の言葉が受け入れられた背景は「世論の右傾化」などとはいえない。厳しい国際情勢下で強いリーダーを望んだ民意のリアリズムとみていい。
社会学者の山田昌弘・中央大教授のユニークな論評もあります。「自民党が圧勝した背景には、好きなアイドルやキャラクターを応援するように、選挙の『推し活』化が進んでいる影響がある」と指摘する。将来に希望を持ちにくくなる中、「自分の応援で『推し』が活躍すれば『努力が報われた』という満足感が得られ、格差を穴埋めすることができる」。今回の選挙は高市首相に対する押し活なのでは、という意見です。
両方、なるほどなあと思います。自分は「高市推し」の発想は全くありませんでした。再エネに非常に厳しい態度を示す政治家なので、やはり煙たく感じてしまう。我々再エネ事業者にとって悪い事態が起きねば良いが、と戦々恐々の日々です。
暗黒時代の始まり 2026年 1月
年明け早々、アメリカがベネズエラに奇襲作戦を展開してマドゥロ大統領を拘束するという大事件が起きました。トランプ大統領やりたい放題です。攻撃前はベネズエラがアメリカに麻薬を輸出しているとか理由付けをしていたのですが、 奇襲成功後は「ベネズエラの石油権益はアメリカが運営していく」などと言いだして、露骨な経済目的が明らかになってきています。ベネズエラはチャベス、マドゥロと独裁政権が約30年続き弾圧と経済力の低下が著しかったようですが、トランプ以外の大統領であれば決して行われなかった作戦だと言えるでしょう。
その上大統領は「ドンロー主義」を宣言、西半球はアメリカのテリトリーなのでこのエリアへの侵害は許さないとしています。モンロー主義は1820年代の孤立政策なので、200年時計がさかのぼった感じです。そういえば去年春に打ち出された関税政策も、1900年ごろのマッキンリー大統領を真似していたので、100年以上は昔の物でした。グリーンランドの買収に本気で、コロンビア侵攻もちらつかせ、メキシコを脅し、イランへの介入を露わにする。世界の混沌は一気に深まったと言えるでしょう。
結局彼の関心はアメリカとその周辺にしかないわけで、アジア、ヨーロッパの事はおそらくあまり脳裏にない。今回のベネズエラ侵攻は、「力による支配」が歴史上再び始まったと感じています。結局、人間なんて戦争して、沢山死んだらちょっと反省して、しばらくしたらまた戦争する。その繰り返し。再び戦争の時代が始まり、日本は巻き込まれること必至。今中国との関係が最悪になっていますが、中国による台湾武力侵攻がかつてなく現実味を帯びている。私は個人的に、日本は最終的に核武装するしかないと考えていますが、長い時間がかかるかもしれません。高市首相は「太陽光パネルは美しい日本の国土を汚す」なんて言ってないで、見た目じゃなくて再エネによる実利をとった方が良いと思うのですが。






