CEO Message

2016年7月 FIT24円時代の太陽光ビジネス

 

 4月から太陽光の買取り価格は、キロワットあたり24円になりました。2012年の導入時40円だったので、4年で6掛けになってしまったわけです。日本全体の太陽光発電導入は昨年約9.4GWと過去最高だったようですが、今後はFIT価格の低下に伴い減少していくでしょう。実際にマーケットのシュリンクは進んでいて、太陽光パネルの出荷ベースは既に減少に転じ、市場から撤退する企業も増えています。

 

 関連企業は「次にどうすべきか」で悩んでいます。パネルメーカーは産業用から家庭用へシフト、多くの企業で自社保有を拡大、ディベロッパーによってはO&M領域を強化したりしています。我々は三つの方向で考えています。一つは自社発電所を増やす。二つ目は小型風力へのチャレンジ。そして三つめは、太陽光FIT24円の市場で踏ん張る。

 

 ここにきてモジュールの価格は相当にこなれてきて、施工費もFIT価格を意識し始めています。諦める事業者が増えてコンペティターが減り、うっとうしいブローカーもいなくなり、市場はすごいスピードでまっとう化しています。冷静に考えれば安くなったとは言え、日本の買取り価格はヨーロッパよりかなり高い水準にある。もちろん利回りは低下しますが、20年の着実な収益が見込めて、競合は減っていき、社会的意義は大きい。見方を変えれば、レッドオーシャンではなくブルーオーシャンたりえるのでは?もちろん用地によって送電容量がもう無い、という問題はあるのですがこれも来年3月いっぱいで「なんちゃって申請」がおとりつぶしになれば、状況は改善されるでしょう。そう思って、今、日々一生懸命にFIT24円にチャレンジしております!