CEO Message

2016年4月 屋久島で考えた事

 

 3日間、鹿児島県屋久島に行ってまいりました。「グリーンエナジーでグリーンエコノミクスを興し、グリーンアースを引き継いでいく」という当社のメッセージを伝えるため、屋久杉を主役にしたCMを制作することにしたのです。企画・監督は私久保田、出演は営業の渡邉というまさに究極のハンドメイド。贅肉を排して再エネに取り組む、我々にふさわしい形かなと思います。天候にも恵まれ、素晴らしい映像が収録できました。

 

 宮崎駿監督が愛し、数多くの作品にイメージが投影された屋久島は、まさに緑深き島でした。通常杉は500年が寿命だそうですが、屋久島には樹齢千年以上の杉がゴロゴロしています。これはなぜか。月35日雨と言われるように水は豊富で、大地はマグマが冷却された花崗岩なので栄養に乏しい。成長は超スローペースなうえに、湿度が高く樹脂が密となって腐りにくくなって長命化したそうです。

枯木から生える若杉
1000年屋久杉妖怪

 ご神木として切られなかった屋久杉は、江戸時代に入ってからは木材利用のため大量伐採された。400年前の倒木がいたるところに転がっているのですが、そこに新たな杉が成長している。一つの枯れ木から複数の杉が育ったり、二つの杉が合体して一つになったり。そうしたなんでもありの異形・生命のたくましさがまた、なんとも心を揺さぶるのですね。死んだ者を栄養にして育つ新たな命。栄養が極度に少ないがゆえに長持ちする命。再生可能エネルギーに取り組む我々にとって、示唆に富む在り様を見させられた気がいたします。

 驚くことに、屋久島は豊富な水力を活用した100%グリーンエネルギーの島でもあるのです。ナルホド、素晴らしい景観の滝がたくさんあるわけです。九州電力ではなく地元の屋久島電工が13000人の島民に電気を供給し、しかも発送電分離が成されている。エネルギーの観点からも画期的なんですね。屋久島・屋久杉が持つメッセージ性を、短い映像の中でできるだけ表現したいと考えております。このHPでもアップする予定ですので、ぜひご覧ください!