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2015年8月 2030年、日本の電源構成比

 

 7月29日~31日、東京ビックサイトで開催された「PV Japan2015」に出展いたしました。小さなブースだったのですが、有能なコンパニオンの働きもあり、200人以上の皆様にお立ち寄り頂きました。この場を借りて、御礼申し上げます。

 

 しばらく前に、2030年度の望ましい電源構成(ベストミックス)案が発表されました。LNG火力27%、石炭火力26%、原子力20~22%で、我々が携わる再生可能エネルギーのシェアは22~24%。2013年度比にすると倍増です。電力市場は20兆円と言われているので、この方向で進めば2030年の再エネ市場は、ざっくりと現在の2兆円から倍の4兆円になり、年間1300億円程度伸びていく勘定になります。まあ「取らぬタヌキの皮算用」ですけど。

 

 22~24%の内訳は、水力約9%・太陽光7%・バイオマス約4%・風力約2%・地熱1%程度。政府としては供給のアップダウンが激しい太陽光・風力よりも、安定供給が可能で開発余地が大きいバイオマス・地熱への取り組みを促進させたい様子がうかがえます。順調に安定エネルギーを拡大する事が出来るかどうか。我々も様々なアクションを起こしていますが、なかなかに難しいハードルがあるなあというのが実感です。当社は大手企業と競合しないニッチな市場開拓を目指しているので、ターゲットは小水力・小型風力・バイナリ―(温泉)発電といったところです。そういった小さなところでも水利権、温泉権などの権利モノはついて回ります。どう解きほぐしていくか。どのくらいの時間軸とコストを見ておけばよいのか。

 

 とにかく数多くの現場を触り、10個に1個以下であっても開発できそうなプロジェクトを発掘していくしかない。つくづく太陽光はファイナンス含めやりやすかったなあと思うのですが、ハードルが高い市場でうまくやれれば参入障壁が高いので、後は楽なはず。日々トライですね。