CEO Message

2015年10月 熟年起業はいかが?

 

 10月からGEトラストは3期目に入りました。2年前、再生可能エネルギーのビジネス勉強会が実施ステージになり、プロジェクト・カンパニーを立ち上げました。私は当時勤めていた出版社を辞めてGEトラストに専念したのですが、他のメンバーはそれぞれのジャンルで活躍していたので、自分のビジネスとの兼業になりました。再エネはつまるところ地域に内在するエネルギー源をどう活用するかですから、「週末は田舎に張り付く」くらいの気概が無ければ立ち行きません。皆さまご高説は賜れど実施は私一人、のような状態で1年以上休みがありませんでした。頑張れたのは再エネに対する熱意と「必ずうまくいくはずだ」という根拠のない思い込み、実際一番効いたのは自ら退路を断っていたことかもしれません。今振り返ると、50歳にしてよくもまあ全く新しい世界に飛び込んだなあと思います。

 

 狂気に近いような思い込みとパワーが無いと、起業はうまくいかないのではないか。一部上場企業ボルテージの会長で、博報堂同期の津谷君はそういった資質を顕著に持っていました。世間では熟年起業が流行っているみたいですが、狂気とパワーをキープできる年齢が成否の分岐点になるのでは?40年間会社のお世話になりながら「定年になっちゃったけど、社会と接していたいから起業でもしようかな」では、ちょっと虫が良いと思うのですよね。

 

 中小企業の5年生存率は20%、10年生存率に至っては5%(生き残りは100社中わずか5社!)と言われています。再生可能エネルギー買取り制度は20年間を前提としていますから、我々は少なくとも20年間会社を存続させ、ステークホルダーに迷惑をかけないようビジネスを継続していく使命があります。日々真摯に仕事に取り組み、的確なスキルと正確な情報で、日本に再エネを最大限普及させていきたい、そう考えております。