CEO Message

 6月に入り、暑い日が続くようになってきました。日本政府もようやく「外で会話しない場合はマスクを着用しなくてもよい」と発表しました。しかしながら街を歩いてみると、炎天下の中99%の人はマスクをしています。政府に言われる前から自主的にマスクの着用を緩和している私などは、日本人の同調圧力の強さ、何事も自分で考えないその姿勢にあきれ果ててしまいます。

 

 ある新聞のアンケートによると、マスクを「必ず着用」と「なるべく着用」が合わせて7割、その多くの理由が「人目が気になる」だったそうです。人目が気になるからマスクを着用するという考え方・姿勢が理解不能です。そもそもマスクはコロナ対策に有効であろうという仮説で始められたことですから、感染者数も減ってマスクの有効性が疑わしいオミクロン株になった時点でキッパリと全ての着用を中止するのが筋です。なのに本質論を考慮せず「みんながやっているからやる」という思考停止。私は、日本人のこの気質は260年続いた江戸幕藩体制で培われたのではないかと思うのです。幕藩体制は藩という全国に250もある、いわば小さな国の集合体です。官僚・前例主義の中で新奇の志を持った者は排斥され、周りと軋轢を生まず細かくルールを守る遺伝子が受け継がれていったのではないか。そういった日本人の気質は、メーカーが経済の中心の時代にはマッチングがよかった。工場で全員が黙々と同じものを作ればよかったのですから。ですが今はGAFAを見ればわかるように、一人の天才の技術が世界を変え、富を生む時代です。こういった時代、同調圧力が理由でマスクを外さない人々が殆どを占める国の行き先は真っ暗な気がします。

 

 自分が太陽光ビジネスを始めた時もそうでした。「そんな海のものとも山のものともわからない、新しい商売を始めて大丈夫?」周囲のほとんどの人が言いました。普通の人にはよくわからない、新しいからからチャンスがあるのです。私は仕組みを理解しこのビジネスは化けると確信したので、周囲の雑音には決して耳を貸さず「こうやったらうまくいくだろう」という仮説のもとに突き進み、ある程度の成功を収めました。考えたら日本人の同調圧力により、有能なビジネスパーソンが初期は誰も市場参入しなかったことも(今はうじゃうじゃいます)成功の要因かもしれません。そう思うとちょっと皮肉な感じもいたします。